【第7回】不動産投資の怖い話「ストーカー、空き巣・下着泥棒」

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不動産経営用物件においては、女性の入居者も多いものです。
世の中には、男と女しかいないのですから、当たり前と言えば当たり前です。
女性は部屋を綺麗に使うからいいという人もいます。

しかし、一般的には、女性の方が髪の毛が長いですし、意外に、だらしない人も多いようで、風呂等で、髪の毛を詰まらせる人も多いと聞きます。
一般的に、キッチンを使うのも女性の方が多いでしょう。
一棟物の場合、容姿端麗な女性ですと、それにつられて、他の空き部屋への男性の入居希望者も増えるかも知れません。

但し、私の場合、そのことが裏目に、逆効果に働いたことがあったのです。
札幌の某区分所有マンションでのこと。
賃貸管理会社の担当者の話によれば、見目麗しき女性の方が入居されたとのこと。
「賃貸借契約書」関連の書類における顔写真を見れば、確かにといった感じです。

ところが、ニヤニヤと喜んでいたのも束の間。
ある日のこと。その賃貸管理会社の担当者からの1本の電話。
夜な夜な、マンションの近くで、誰かに付け回されているとのこと。

取り敢えず、警察には相談してみたものの、警察は、具体的な事件になったわけでもなく、動きようがないとのこと。
但し、注意はしておきますとのこと。

具体的な事件になってからでは遅く、予防的対策こそ重要だと思うのですが。

案の定、暫くしてのこと。留守中に、不法侵入されたとの連絡が入ったのです!!
盗まれたものは、何と、下着。。。。。。
金銭的なものは無事だったとのこと。
本人が留守中で、身体的な被害がなかったのが、不幸中の幸いでした。
私は、直ぐに、セキュリティレベルの高いディンプルキーへと交換しました。
ここまで来ると、不法侵入罪、窃盗罪と、刑事事件です。
警察も重い腰を上げざるを得ません。
しかしながら、いつまで経っても、犯人は捕まる気配もありません。

昔、私の勤め先の社宅でも、不法侵入され、奥さんが殺害された事件が起こりました。
犯人は、暫く、捕まらなかったので、不安は高まりました。
奥さん方は、皆、実家に帰り、夜な夜な、だんなだけが仕方なく、帰ってくるという事態になり、やがて、ゴーストタウンになりました。その後、不景気のせいもあってか、やがて、取壊し、マンションにして、売っぱらったようです。

当該女性も、不安で、痺れを切らし、退去されてしまいました。

いつものように、長期間の空室が続きました。
その後で、やっとこさで、決まった次の入居者の方は、その後、又、恐るべきことへと繋がるのです。

部屋の前にお浄めの御供え物・塩を設置したりといった奇妙な行動、近所との騒音騒動、管理組合宛ての水道光熱費の滞納、そして、家賃滞納。挙句の果てには、部屋を損壊、残置物を残したまま、夜逃げです。

思えば、このストーカー・下着泥棒事件は、前哨戦だったというわけだったのです。

【まとめ】

ストーカー、空き巣・下着泥棒に至った場合には、早めに、警察への通報、ディンプルキーに変える等セキュリティ対策の強化が重要です。

加藤 隆
バブル崩壊を生き抜いた現役最古参のサラリーマン大家さん。 所有物件100戸、実践的・総合コンサルティング系マルチタイプ投資家。 不動産経営を通じ、サラリーマンの経済的・時間的・精神的自立を提唱する。