【第6回】不動産投資の怖い話 「その筋系の事務所?」

加藤隆さんアイキャッチ画像

「その筋系」も、昨今では、お洒落に(?)、「反社会的勢力団体」等といった言われ方が流行っております。
昔は、「ヤクザ」とも言われていました。
「893」(8+9+3=20(0・ブタ))という意味からきたそうです。

私の場合、不動産会社さんとの間で、名古屋の物件で、購入の方向で動いていたところ、不動産会社さんから、辞めた方がいいとの連絡が来ました。
どうも、その後の調査の段階で、近隣(100メートル程度)にその筋系の事務所があるということが判明したのです。

あとあと、入居者の方、物件等で、トラブルに巻き込まれては大変と踏んだのでしょう。
私も同感でした。
そういったところでは、ドンパチで殺し合いがあったり、一般人が流れ弾に当たったりということもあります。
又、いつの間にか、賃貸物件が、その筋系の方・知り合い等が入居し、その後、その筋系の事務所になったり、あるいは、賭博場、売春場、麻薬の栽培場、振込詐欺の事務所等になっていたという話もよく聞きます。
私の場合も、事務所として入居希望があったのですが、どうも業態が怪しく、振込詐欺の事務所という可能性もあるらしいということがありましたが、念の為、丁重にお断りさせて頂きました。

因みに、不動産会社の方々、金融機関の方々、講演に来て頂いた不動産経営仲間の方々等からのホットな近隣情報も、大変参考になります。
名古屋駅近物件(本陣)の比較的徒歩圏では、その筋系の事務所があるそうですが、力関係が一極集中型であり、かえって治安が安定しているくらいとのことです。
力関係が拮抗している2大勢力の場合には、ドンパチが始まるリスクもあるようです。
京都駅北口の物件を購入する際にも、南口の場合には、気を付けるようにとアドバイスを受けていました。
それにつけてもおやつはカール、こういったタッチーな情報は、なかなか入手しにくいものです。
それこそ、地元に根差した不動産会社、金融機関、不動産経営者仲間等からの情報、あとは自分自身の眼と耳と足に頼るしかないと思われます。
それでも、過去と現状の状況であり、先々のことはわかりません。
普通の入居者かと思いきや、その筋系の方の彼女・知り合いだったり、あるいは本人だったり、やがては、事務所、もしくは、賭博場、売春場、麻薬の栽培場、振込詐欺の事務所等になっていたりというのは、良く聞く話です。未然に防ぐのは、難しいものと思われます。
それでも、一般的にはあまりにも不利な条件なのに賃借したがる、あまりに急いでいるといった場合には、何か裏があるのではないかと、疑った方がいいようです。

家賃滞納・行動等属性が悪く、前の部屋を追い出されたとかいった人もそういった傾向があるようです。
空室が埋まるのはうれしいものですが、こういったときにこそ、注意が必要なものです。
まあ、某A合衆国等銃を自由に使える国では、家賃の督促に行ったら、銃で撃たれたという話も聞きましたが、それに比べれば、日本は未だ平和な方かも知れませんね。

【まとめ】

地元に密着した不動産会社・金融機関・不動産経営仲間等の生のタッチーな情報は大切です。又、入居者募集の際、あまり良くない条件にも関わらず借り急いでいる場合には、逆に注意も必要です。

加藤 隆
バブル崩壊を生き抜いた現役最古参のサラリーマン大家さん。 所有物件100戸、実践的・総合コンサルティング系マルチタイプ投資家。 不動産経営を通じ、サラリーマンの経済的・時間的・精神的自立を提唱する。