
加藤隆と申します。宜しく御願い致します。
私は、30年前の1986年(当時28歳)から不動産経営を始めました。
1990年の平成バブル崩壊、
2000年のITバブル崩壊、
2008年のサブプライムローン・リーマンショック・海外ファンドミニバブル崩壊を、
御陰様で、首の皮1枚で、
なんとか生き延びることができ、今に至っております。
バブル崩壊の他にも、
耐震偽装事件、事件・事故(孤独死・首吊り自殺・練炭自殺、火災等)、
売買・融資トラブル
(融資承認・金銭消費貸借契約締結後融資実行日前日の理由なき融資ドタキャン、
それに便乗した手付金不返還・違約金・仲介手数料請求)
にも会い、へたをこけば、
一発玉砕・自己破産・再起不能になりかねなかったこともあります。
他にも、ストーカー騒動・空き巣・下着泥棒、
借主・家賃保証会社の家賃滞納・夜逃げ・倒産母さん、
水漏れ等による修理費、
2年間に及ぶ空室・高額なリフォーム、税務調査等、
数々のデメリット・リスク・トラブル・失敗も経験してきました。
私も、多くのデメリット・リスク・失敗を経験してきましたが、
30年間、100戸にあってのことで、
総じてみれば、うまくいっているのではないかと思っています。
今現在の不動産経営の状況ですが、
資産6億円―負債4億円=(自己)資本2億円、年間受取現預金4千万円―借入金返済3千万円=手残り1千万円
といったところです。
物件総数は、100戸。
東京・博多・札幌・名古屋・京都・小樽、
区分所有マンション・一棟物アパート・一棟物マンション・戸建て、
単身者用・ファミリー用、居住用・事務所用、新築・築浅・中古と、
幅広くやっております。
私のポリシーとしては、
まずは、ローリスク・ローリターンから始め、
徐々に、ミドルリスク・ミドルリターン、
ハイリスク・ハイリターンへと、
リスク・リターンを取っていきつつ、
それぞれのメリット・リターンを生かしつつ、
リスク分散を図るやり方をしています。
つまり、東京から地方(博多・札幌・名古屋・京都・小樽)へ、
区分所有マンションから一棟物アパート・一棟物マンションへ、
単身者用からファミリー用へ、
居住用から事務所用へ、
新築から築浅・中古へという具合にです。
資金調達の面から見てみても、
固定金利から変動金利へ、
元利均等返済から元本均等返済へ、
団体信用生命保険(団信)有から無へといった具合にです。
他にも、購入時期の分散、不動産会社の分散、
金融機関の分散といった発想も取り入れています。
メリット・リターン・成功の裏には、
デメリット・リスク・失敗もあるものです。
しかし、デメリット・リスクも認識した上で、
先人等他の人の経験・ノウハウも活用させて頂き、
同じ失敗は繰り返さず、
いいところは取り入れて、
リスクを減少・移転・回避・認容していくことです。
リスク分散・保険の活用等も効果的です。
さすれば、「専業サラリーマン」から、「大家サラリーマン」(サラリーマンが主)
・「サラリーマン大家」(大家が主)となり、
やがては、「専業大家」への道も開け、
経済的自由、そして、
「時間的自由」・「精神的自由」も獲得できるのではないでしょうか。


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