【第12回】初台駅近物件:火災発生

東長崎駅近物件はまだしも、上北沢駅近物件、博多駅近物件、千歳烏山駅近物件、初台駅近物件と、徐々に、バブルの兆しが出始めました。

購入価格も、東長崎駅近物件:1,210万円、上北沢駅近物件:1,670万円、博多駅近物件:810万円、千歳烏山駅近物件:2,000万円、初台駅近物件:2,480万円。

持ち出しも、東長崎駅近物件:1万円、上北沢駅近物件:3万円、博多駅近物件:2万円、千歳烏山駅近物件:4万円、初台駅近物件:8万円と、増えていきました。

初台駅近物件は、新宿は隣駅で、徒歩でも行ける好立地なので、無理をしてでも欲しかったという経緯もあります。

バブル前の頃は、貯金感覚でローンが終わったら、家賃はまるまる手に入るからという感覚でした。

節税もできるし。

それが、バブル期にはエスカレートし、値上がり期待中心という発想が出始めたのです。

続いて、恵比寿駅近物件等も検討していたのですが、さすがに、この段階で、購入をストップしました。

バブル前には、1,000万円位だったワンルームマンションが、2,000万円、3,000万円、4,000万円と、どんどん上がっていきました。

売ってくれという連絡も増え始めました。

バブルのピークでは、新宿のワンルームマンションが1億円位にまでなったのです!!

持ち出しは、当初1万円位だったのが、10万円超という案件も出始めました。

ここまでくると、月々の収支・キャッシュフローという発想はありません。

物件評価方法も、収益還元法ではありません。

値上がり期待のみの世界です。

物件評価方法は、近隣比較法で、どんどん上がっていきました。

そして、1990年バブル崩壊!!

新宿のワンルームマンション1億円の物件が1,000万円に。

10分の1位まで、大暴落です。

バブルの頂点前で購入をストップしたこと、バブル崩壊後の割安、高利回り・キャッシュフロー物件を購入し全体で持ち直したことにより、首の皮1枚で、生き残ることができたのです。

さて、バブルピーク時に近い時購入した初台駅近物件。

ある日、他の1室で、火災が発生し、消防車が駆け付ける事件がありました。

幸い、ボヤ程度で収まり、大事には至りませんでしたが、全焼、死傷者等という事態でもなれば、大変なことにもなりかねません。

火災報知機・消火器等の設置が重要です。

火災報知機は、各居室、キッチン、階段には必須となっております。

日本の法律:失火責任法では、損害賠償額が過大になるのを防止するため、故意・重過失でもない限り、近隣住民等第三者への損害賠償義務が免除されることになるため、注意が必要です。

リスク転嫁の一環として、火災保険に入っておくしかありません。

マンションの場合、共用部分は、管理組合にて加入しますが、専用部分は、区分所有者が加入するしかありません。

又、入居者にも加入してもらう場合もあります。

因みに、私は、甲種防火管理者、上級救命技能、第二種衛生管理者等の資格も保有しておきました。

火災関連と言えば、その後、新宿駅近物件(1階ラーメン屋で火災)、札幌中島公園駅近物件(他の部屋から火災)、久我山駅近(自宅)(瓦斯ストーブの瓦斯洩れ)、名古屋駅近物件(練炭自殺)でも起こったのです。

【まとめ】

飲食店があるマンション等は火災に注意すると共に、管理組合・所有者・入居者共に火災保険に入っておくことが重要です。

加藤 隆
バブル崩壊を生き抜いた現役最古参のサラリーマン大家さん。 所有物件100戸、実践的・総合コンサルティング系マルチタイプ投資家。 不動産経営を通じ、サラリーマンの経済的・時間的・精神的自立を提唱する。